【連載第5回】「10.29」横浜フリューゲルスサポーターの視線〜11月14日〜

公開日: : 最終更新日:2014/06/08 横浜フリューゲルス , , ,


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閑話休題・当時のフリューゲルスを応援していた著名人

横浜フリューゲルスが存在した92-98年の中には「Jリーグバブル」というものが起き、TV業界でも「ある日突然私はJリーグが大好きです」的にカミングアウトする人が増えました。

 

 

フリューゲルスを応援してますと公言する著名人もいましたが、幸運なことに「リアルにフリューゲルスを愛してくれた(選手含む)」のでした。

 

 

有名な例だと「THE ALFEE」でしょう。そもそもはクラブの応援ソング「VICTORY」の楽曲の提供で応援していただきましたが、派生的にサンバ隊の公式応援ソング(We are FLUGELS Winner FLUGELS!のリズム)の協力があったりや、ALFEEでのライブ・コンサートでもVICTORYの演奏や、存続活動の時には自身のメッセージソング「終わらないメッセージ」を用いて合併に異を唱え、存続活動の正当性を訴えてくれました。

 

 

後日の横浜FC設立の際も「資金調達ソング」として「WING OF FREEDAM」という曲を提供しています。ちなみにこの曲、結構「攻めて」います。(よろしければ歌詞をお調べになってください)

 

個人だと川平慈英さんですね。実家が「僕の実家の裏がフリューゲルスの練習場」と公言されていたので、実家バレされたという。当時のニュースステーションでのハイテンションでのフリューゲルス愛、残ってる資料映像はわずかですが、そこからも合併への無念が今でも伝わってきます。

 

 

選手個人の例だと土田晃之氏。三浦淳宏の個人サポーターでした。当時彼が出演していたラジオにて「僕は三浦淳のFKが大好きです」というメッセージを淳宏本人が聞いて、土田氏に「ミズノの選手用の6」を贈呈し、土田氏がお礼に「ボキャブラのネタ披露の場」でユニ着用してから現在に至る「家族ぐるみの縁」になっているのです(だから引退試合にも出場した件である。)

 

 

さて、話を「リーグ戦最終戦・コンサドーレ札幌戦」に戻しましょう…

 

11月7日 コンサドーレ札幌戦

 

とりあえず、この前日のことから記しておく。

 

 

先の文章で「フリューゲルス所属選手は、原則ANAでの移動が義務」と記したが、それは「公式での移動の帯同選手」という意である。

 

 

当然、試合に出場する選手以外や試合関係のスタッフは「嫌々ながらANAで移動」したが、それに付け加える事実がある。

コンサドーレ戦はリーグ最終戦である。このときは誰も思わないことだが「フリューゲルスとしてのリーグ最終戦」という(誰も思いたくないことだが)側面もあった。なので「厚別にはチーム全員で行こう」ということになり、行ける人は全員厚別に向かうこととなった。

 

 

「他社」の飛行機で。

 

 

サポーターも選手らを見送りに出かけた。もちろんユニフォームを着て抗議の横断幕も持って。

 

 

後日の天皇杯のVS大塚戦やVSヴァンフォーレ戦が遠隔地のため、空港から出かける必要があったが、実はこの日が「合併騒動以降初の空港」になる。ゆえにフリューゲルスのサポを遠巻きにして警備員や警官が”監視”していた。「むしろ僕らは最大の被害者」なのにもにかかわらず。

 

 

ここで一点記す。

 

 

確かに、合併を一方的に宣言し、フリューゲルスの梯子を一方的に外した張本人はANAである。ただし、それはいわゆる「役人的な人の意思」であり、一般のANA社員の中には「さすがにそのやり方はやりすぎ」という意思をあらわにする人も出てきたことは忘れてはならない。そもそも、社内にフリューゲルスのファンの同好会もあったし、自主意思で自費で三ツ沢に通い詰めてる社員もいた。だから、そういう人はこの時期は非常に心が痛かったであろうと思う。

 

 

この節は98年のリーグ最終節。選手会は試合終了後にフリューゲルスの存続を訴える一連の活動として「出場選手らが試合終了後にフリューゲルスのフラッグ持ち場内一周する」ことになり、当然厚別でもそういうセレモニーが終了後に行われた。だけどね…

 

 

この年のコンサドーレ札幌は「J1J2入れ替え戦」の対象となり、1週間後にはアビスパとのホーム&アウェーでの試合をしなくてはいけない。だからその決戦前に、コンサのサポに訴えたいメッセージも団結も呼びかけていきたいはずだと思った。別に「これはこれのイベントなんで」って割り切ってもよかったんだ。

 

 

「フリューゲルスの選手と一緒に場内一周し「フリューゲルスを助けて」というメッセージを掲げてくれたコンサドーレの選手・スタッフたち」

 

 

「そこに流れるBGMは「ALFEEのVICTORY」」

 

 

「誰も帰ろうとせずにフリューゲルスコールを続けてくれた赤黒の人たち。」

 

 

やりたいこと・訴えたいことがあるのに後回しにして、応援してくれた札幌の人たち。

 

 

伝えたい事実である。

 

記事/とび丸 (@loveforfulie)

サポ観戦記とかスポーツ競技観戦記とか雑記を書いてます。

画像引用http://www.consadeconsa.com/1998/11/14/294221/

http://ameblo.jp/flugelsforever/

 

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