日立台でのアルビサポーター暴行疑惑はデマ。拡散された嘘の情報、責任は何処へ。


 

5月10日に日立柏サッカー場で行われたJリーグ第13節柏レイソルvsアルビレックス新潟の試合直後、とあるサポーターのツイートをきっかけに事件は起こった。

 

今季アウェー初黒星 守備はがんばってるのに攻撃がって毎度のパターン 中断期間補強してください それとうちの日本語理解できないコールリーダーが退場しました。もう二度とこないでください。

 

【詳細】 試合終盤《上がってはいけないところ》に上がり応援統率。柏スタッフ、警備員注意→やめない→降ろそうとする→逆切れ、メガホン投げつける。慌てて近くのサポが抑える。アルビスタッフに連れられ退場。

 

どんどん拡散しましょう。自分がコールリーダーだから偉い→何でもやっていいと勘違いしちゃってる駄目な大人は排除しましょう。大事件になってからじゃ遅いですよ?(すでに暴力しちゃってるけど)

 

これらはアルビレックスサポーターのTwitterユーザーにより行われたツイートだ。現在は元ツイートは削除済みだが(そのためアカウント名等は伏せる)試合直後に行われたこのつぶやきはただちに広く拡散され、

スクリーンショット 2014-05-11 22.37.43

でろブロhttp://derorinkuma.com/

スクリーンショット 2014-05-11 22.40.22

フットボールミスクhttp://footy.blog.jp/ (現在は訂正済み。状況が確認出来次第、改めて更新するとのこと)

 

など所謂まとめ系サイトにも即座にまとめられる自体となった。これによりツイッター上では新潟コールリーダーに対する非難が殺到。日立台では先週も鹿島サポーターがスネアドラムのスティックをピッチに投げ入れた事が問題となっていたこともあり、今回の一件に関しても他サポーターを巻き込みながら議論は加速した。

 

 

 

しかし、試合終了後暫くしてから恐らくコールリーダーに近い位置にいたサポーターから拡散されているツイートが事実と異なっているとの証言がツイートされ始める。

 

 

 

 

状況をまとめると、アルビのコールリーダーが上がってはいけなかった最前列の柵に登り、柏の運営側から注意を受けた事は事実であるが、警備員に対する暴力行為は全くの事実無根であり、退場等のペナルティを化されたわけでもないと言うことが事の真相であるようだ。

 

弊編集部としても、現場を目撃していた新潟サポーターへの取材を通し、この情報の信ぴょう性は高い・・・むしろ完全なガセ情報であったと確信を持っている。

 

該当サポーターは違反行為を行なったことについては批判を真摯に受け止めるべきであると考えるが、暴力行為という誤った情報を拡散された結果、サポーター統率において一番重要であるファンの支持や個人に対するイメージを著しく損なわれるような結果となってしまった事については、極めて残念であると言わざるを得ない。

また日立台の最前列の柵に登ることは禁止されているが、他の試合のゴール直後などはホーム・アウェイ両サポーター共によじ登って喜びを爆発させるのが定番となっており、事実上黙認されている部分もある。それは日立台での試合をテレビなどでご覧になったことがある方ならお分かりいただけるはずだ。

 

違反行為をした該当サポーターは誰かの事を傷つけたわけではない。もし万が一落下し負傷した場合なども彼以外が傷つくわけではない行為に対し、鬼の首をとったかのように誹謗中傷が集中することが「良識ある行動」であるとされているあたり、近年の日本人に良くある「悪い部分」が現れていると感じる。

 

今回の騒動ではソーシャルメディアの持つ情報拡散力が証明されたと同時に、情報の精度が不確定である個人のツイートを情報源とし発信する事の危うさも示された。ソーシャルメディアの弱点として一度発信された情報の修正が困難である、つまり情報が投げっぱなしになってしまう点が挙げられると思う。いくら追記を入れようが、該当ツイートを削除しようが一度拡散された情報やそれに伴うイメージまでを修正する手段は現時点でほとんどない。

インターネットの発展により個人のアカウントも1つのメディアとして機能する時代となったが、他人が著しく不利益を被る可能性のある情報を発信し拡散することを簡単に行ってしまえる現状を私たちメディア側も個人個人の利用者も今一度、自覚する必要があるのではないだろうか。

 

多くのサイトではでは追記表現などは見られるものの、誤った情報を拡散してしまった事に対する謝罪がこの記事を作成している5月11日現在も見られない事も、ここで記しておく。

必要以上にアルビレックスサポーターのイメージを悪くした責任を、デマを拡散した者達は取ることができるのであろうか。

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記事/とある匿名希望サポーターより寄稿。編集部により編集、改変、加筆。

 

 

〜まとめる側の気持ち〜

正直、PVは欲しい。アフィのリンクも欲しい。SNSで拡散もされたいし、バズりたい。

記事を書くのも、それが正しいことであれば一種のジャーナリズムであり、正当な行為かもしれない。

ただ、その行為によって決して悪気のない一般人が、不当な誹謗中傷を受けることは避けなければならないし、もし起きてしまった場合には極力迅速に対応していきたいと強く感じる。

編集長


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Comment

  1. 匿名 より:

    なんか正義感振りかざしてるけど、結局ここもこの件乗っかっちゃって同じじゃねーのって思うけど。

  2. 匿名 より:

    マスコミ発表は疑うようになったけど、逆にネットの個人が流した話を
    盲目的に真実と思い込む習慣を持つ人間が増えてきた。

  3. 匿名 より:

    裏取りについての記述が不十分
    これでは一方的な見方にしか思えない

    追記してください

  4. 匿名 より:

    ツイートが引用された本人から記事の削除依頼を直接受け取ったのに「問題提起だから」という言い訳で拒否したのを見ていたので、この記事も安っぽいジャーナリズムを振りかざしただけとしか思えない。

    問題提起という体なら、発端のツイートを(名前を隠してまで)公開したり、一方的な見方で記事を執筆してもいいのだろうか。

    非常に理解に苦しむ。

  5. 匿名 より:

    禁止されてることをしなきゃいいだけの話
    デマ騒ぎ起こしたのは反省するべきだろうが、それ位新潟のコアのやり方に反感を覚えてるサポーターが多いということだろう
    その点は鹿島より数倍新潟のサポーターの方が自浄能力があるということだろうね

  6. 匿名 より:

    ただまあ、直接ぶつけていなくても、わざと相手の近くに物を投げる行為は暴行罪に当たるとされているわけで。この件は暴力行為に至る可能性のあった重大な違反行為として処理すべきなのは確か

  7. 匿名 より:

    柵に登る行為は黙認されている訳ではないかと。だからこそ警備員が注意を与えたのでは。
    影響の大きいこのようなまとめサイトを見た人が黙認されているんだと思い、同じようなことを繰り返す可能性を考えれば、ここにも責任の所在というものがあると思いますよ。

  8. 胸糞 より:

    黙認って書き方だけど例えば歓喜してピッチになだれ込むのとキレてピッチになだれ込むのでは全然違うからね、まずそこからじゃない?だから日立台の一番前の通路にゴールの時サポーターが溢れちゃっても大事にはならないわけで、こないだの鹿は試合中ずっと通路にいた馬鹿がいるけど

  9. 匿名 より:

    柵に登って落ちて怪我した柏の運営の責任になるわけでして。
    思慮の足りないくだらない記事ですね

  10. 匿名 より:

    怪我しても傷つくのは本人だけとか言ってるのが信じられない、そんなことになったらスタジアムの責任が問われると思わないの?だから警備員が止めにきたんでしょ。ガキなの?

コメントしたり文句言ったり褒めてみたり

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