帰ってきた「ナショナルダービー」まずは浦和が「J2大阪コール」をお見舞い!


1日、ついに2014年のJリーグが開幕。日本のフットボール界に、楽しい週末が帰ってっきた。

今年からJ1に帰ってきたガンバ大阪は、ホームでの浦和レッズとの対戦で開幕を迎えた。

ガンバ大阪と浦和レッズといえば、ともに2000年代中盤に黄金期を迎えたチームであり、2005年にJリーグ制覇、2008年にアジアチャンピオンズリーグを制したガンバ大阪に対し、浦和レッズは2006年にJリーグ、2007年にアジアチャンピオンズリーグを勝ち取った。

当時、栄華を誇った両チームの対戦は国を代表するカードとして「ナショナルダービー」と呼ばれていたが、ガンバ大阪は2009年に天皇杯を2連覇して以来、タイトルから遠ざかり、2012年には屈辱のJ2降格を味わった。浦和レッズもACL以降は無冠、2011年にはあわや降格というところまで追い詰められた。

そんな2チームだが、2014年は再びあの輝きを取り戻す年になる予感がしてならない。圧倒的な強さでJ2を制したガンバ大阪、J1最多得点に加え、守備の改善でミシャ体制の集大成が期待される浦和、両チームともに優勝を狙える力を備えていると言えるだろう。

そんな2チームが2014年の開幕戦で激突した。

開幕戦の独特の緊張感がスタジアムを包む中、試合は前半終了間際に、コーナーキックから槙野智章が押し込んだ先制点を守りぬいた浦和が勝利を挙げた。

試合後、浦和レッズのサポーターは勝利の凱歌「We Are Diamonds」を歌ったあと、ガンバ大阪に対し、「J2大阪!」コールをお見舞い。

おそらく、多くの批判にさらされることになるとは思うが、このようなコールは、むしろこの2チームの対戦の注目度を高め、本当の意味での「ナショナルダービー」へと昇華させてくれものではないだろうか。

試合というのは、勝ったもん勝ちだ。勝利を収めたチーム、そしてサポーターがその場では「勝者」であり、だからこそこのようなコールも、語弊を恐れず言えば、許されるのだ。

ガンバ大阪のサポーターにとって、もちろん気分は良くないだろうし、「浦和は最低だ」なんて言葉が飛び交うことになるだろう。次回、埼玉スタジアム2○○2で行われる試合で、ガンバ大阪のサポーターは、この開幕戦での屈辱を胸に、敵地へ乗り込むに違いない。

「ふざけんなよ」という気持ちにから、よりサポートに熱が入り、また浦和サポーターも「もう1度やってやる」と、応戦するはずだ。そこから生まれる雰囲気が、スタジアムの熱を上げていくだろう。

もちろん、2008年にあったような、制裁の対象となる暴動や行為に発展してしまうようなことは、あってはならない。

しかし、今回のように、たかがひとつのコールやチャントでも、因縁の積み重ねがやがて歴史となり、その次の対戦、さらにはこれから先へと続いていくのではないだろうか。

そして「ガンバ大阪vs浦和レッズ」というカードが「特別なもの」として価値が高まり、この両チームのライバル関係が「ナショナルダービー」と広く認知され、その時の順位や状況に左右されず、今以上に一般のメディアや世間の注目を集めること、ひいてはJリーグという文化が日本に根付くことになれば、と筆者は考えている。

 

 

記事 – さぽーたるふっとぼーる副編集長


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Comment

  1. 匿名 より:

    リスペクトの欠片もないコールを正当化するこのライターはアホ過ぎ。こんな恥知らずな浦和はまた制裁されていよいよ勝ち点剥奪処分になれば良い。

  2. 匿名 より:

    ライバル意識が無ければこういったコールは生まれないし、ある意味ではリスペクトの表れとも言えるのでは?
    別に差別チャントなどでもないのに一々この程度のことを非難するいい子ちゃんどもがフットボールのみならず世の中全体をつまらなくしている。
    というかこれくらいで制裁だの勝ち点剥奪だの言ってる奴の方が恐いわ。

  3. 匿名 より:

    元々これはガンバのあるサポが、J2経験のあるチームに「J2コール」をしてた事があり、(もちろん浦和も昇格後に「J2浦和コール」をやられた)それに対するお返しでしょ。
    それを知らないで批判するんだから良い迷惑だよね。

  4. 匿名 より:

    率直な感想がすべて

  5. 匿名 より:

    煽れれば何でも良いのがこういうニュースサイトということ、それが全て

  6. 匿名 より:

    >>5
    したり顔できもいな~
    単なるゴシップサイトとは違うでしょここは

  7. 匿名 より:

    知能が低い

コメントしたり文句言ったり褒めてみたり

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