古参マリノスサポーターの「長く続けるサポ講座(全11回)」がなかなか…というかかなり勉強になるよ。


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マリーシアと言えば、横浜F・マリノスのサポーターグループであり、Jリーグ全体を見ても最も歴史のあるサポーターグループのひとつである。

マリーシア公式ホームページのプロフィールによると

「読売クラブ一辺倒だったスタンドの応援風景に 新風を吹き込むために、トリコロール仮面ら有志が結成。近くに座っていた人が、徐々に仲間に加わり ゴール裏の応援をリードするサポーター集団となりました。ブームを経てゴール裏での応援は定着し 、リード役としての 役割を自らの手で終えたマリーシアは 、かわらず、サッカーを愛し応援するグループとして 存在しています。常に日産スタジアムのスタンドには50名程度のメンバーが点在して観戦しています」

とのことで、コアサポーターとしての応援活動から時代とともに形を変え、今もマリノスをサポートし続けるグループだ。

毎試合後にアップされるコラム「THE WATCH FROM SECOND FROOR〜2階の目線〜」はマリノスサポーター関連のコラムの中でも注目度の高いもので、試合後にはブログだけでなくYouTubeで映像コンテンツまで作成して公開している。

 

その「2階の目線」で、先日から<長く続けるサポ講座>との連載がスタートしていた。公式Twitterでは「これが最後かな」とのツイートがあったため、恐らく連載はここで終了。

それなりにまとまったので、ここで勝手にまとめてみようと思う。最古参のサポーターグループが、応援を通じて心がけてきたことなので説得力は十分だろう。

 

1・経済的地盤を作る

いきなり堅い話である。だがこれが最も重要である。

「残念だが情熱だけでサポーターを続けることはできない。チケットを購入する、アウエーに遠征する、ユニフォームを購入するといった行動には、全てお金の支払いが必要となる。だから「サポーターに最も必要なことは何か?」という質問をされたら「チケットを購入できるお金を持っていること」と、残念ながら答えざるを得ない。しかし、逆に考えれば、仕事が大好き、仕事が生きがいという人は少数派なので、サッカー観戦のための収入を得るために仕事に打ち込める、というのは幸せなことである」

 

 

お金がなければチケットも買えないし、アウェイ遠征に行くのであれば交通費や食事代などがどんどん増えていくだろう。しかし、「愛するクラブのために仕事頑張るぜ!」という意気込みで平日を過ごせるのであれば、それはそれで充実した人生なのかもしれない。

親や国に寄生するのも手段としてはアリなのかもしれないが、働くことと遊ぶことのバランスが取れればこんなにも素晴らしいことはないのかも。

ヒートアップして仕事を辞めるサポーターもなかにはいるが、それについては後述されている。

 

 

2・仲間を作る

「個サポ」という言葉があるように、個人で観戦するサポーターは少なくない。とはいえ、長くサポーターを続けるという観点からいうと仲間は必要・・というか居た方が楽しいだろう。

調査によると、Jリーグ観戦のきっかけは「友達・家族などから誘われた」が67.6%。 観戦中止の理由として「一緒に行く人がいなくなっ たので」が18.4%を占めている。つまり、Jリーグは一人で観戦をしても楽しみにくいといえる。となれば、観戦仲間が常にいることが、長くサポーターを続けるために必要なことである。しかも、その仲間は、職場や学校、近所よりも、スタジアム内にいつでもいることは好ましい。なぜなら、自宅を出て共にスタジアムへ向かう仲間がいなくなっても、一人でスタジアムへ行けば、そこにいつでも仲間がいるからだ。どのようなきっかけでも良い。スタジアムに仲間を作ることが重要だ」

 

 

何もサポーターグループに入る必要はないが、ひとりでスタジアムに入っても見知った顔がいる・・・というのも素晴らしいものだ。座席、喫煙所、待機列、トイレ・・・スタジアムのどこかで「あ、こんにちは。今日は調子が良いですね〜」なんて会話が出来るだけでも観戦はググっと楽しくなる。

今はSNSも充実しているので、スタジアムだけの仲間と平日も繋がることも出来るだろう。そうなればその人は共に戦う仲間であり、立派な「友人」である。

 

 

3・サッカーの楽しみを理解する

「サポーターの応援パフォーマンスという行為は、実は単純な作業の繰り返しだ。歌う、コールする、手拍子する、飛び跳ねる、ブーイングする、旗を振る、など、数えられる程度の種類の作業しかない。それを90分間、また、年間、数十試合の間で繰り返すのだ。そう考えると、スタジアムへ通う目的や、仲間との会話の対象が応援パフォーマンスを成し遂げることだけでは、やがて飽きてしまうことが解る。なぜなら、この繰り返される行為は、まるで修行のようであり、優勝という見返りを得る確率は実に低いからである。そのように考えれば、別の興味を持つことが必要だ。最も簡単なのは、目の前にあるサッカーの楽しみを理解することだ。ゴール、勝敗といった単純な結果のみならず、そのプロセスに興味を持つと楽しみは無限大となる。「なぜ、このパスを選択したのか?」「なぜ、ここでシュートを撃てなかったのか?」「このパスが30cm右側だったら結果はどのようになっていたのか」仲間との話題は尽きなくなる」

 

 

これは難しい。とにかく難しい。サッカーというのは選手ですら本質は理解できていないものである。それを客席から理解するのは難解な作業だ。と同時に、しっかり理解していなくても楽しめるのがサッカーであり、何かひとつに注目するだけでも十分面白い。「この選手のパスは本当に正確だな!」というきっかけから、90分間ひとりの選手のパス精度を追うだけでも楽しい。

また、これらの楽しみを理解するためには・・・というのも後述。

 

 

4・負けを受け入れる

「Jリーグが開幕した頃、ゴール裏のサポーターは負けると号泣だった。何しろ、日本リーグ時代は負けることが稀だったため「過去に負け試合を観戦したことがない」というサポーターが多かったからだ。現在でも、観戦歴の長くないサポーターの中には、負けを受け入れられない人がいるのではないだろうか。それは、純粋で素晴らしいことだ。しかし、負けを受け入れることも、長くサポーターを続けるコツの一つだ。「受け入れる」とは「敗因を探る」「負けても結果以外の楽しみを見いだす」ということだ。マリーシアが掲載している観戦記「2階の目線」は「負け試合の方が面白い」と言われた時期があった。なぜなら、勝った試合は結果を喜ぶだけだが、負けた試合は悔しいだけではなく、なぜ負けたのか原因を探る会話が尽きないからだ。また、負けたとはいえ「このプレーは良かった」「敵のサポーターから発見があった」「ご飯がおいしかった」などなど、スタジアムで過ごす時間には楽しみは無数にある。しかし、負けを受け入れることが出来ず結果だけにこだわると、無数に存在するはずの楽しみが見えなくなってしまう。それはもったいない。

とはいえ、負けた試合の後は、誰もが不機嫌になるものだ。長く観戦をすると、その不機嫌の程度すらも、仲間内の笑い話になる。それもまた楽しみだ」

 

こういう話がでてくる時点で、マリーシアの方々がサポーターとして歩んできた道のりの長さを感じる。

サッカーは勝つこともあれば負けることもある。それはマンチェスターユナイテッドやバルセロナを応援していたとしてもあることで、サッカーというスポーツのひとつの真理だ。

それを受け入れることが楽しみになる・・・とはもう哲学の道のような話で、自分と言う存在のあり方についてまで波及して考えさせられてしまう。

 

5・試合前を楽しむ

「試合は90分間。しかし、スタジアムで過ごす時間はもっと長い。ホームゲームでは、開門前にスタジアムに到着して待機列に並ぶ人も多い。中には、前日にスタジアムへ到着しシート貼りをする人も。それは義務でも応援する資格でもない。その行為が楽しければ続ければ良い。楽しくなければやらなければ良い。いずれも、自己のスタイルにより選択する権利は自分にある。一つ言えるのは「無理は禁物」ということだ。楽しもう。

そして、スタジアム入りしてからの時間も楽しみたい。スタジアムで再会する仲間との再会。フラーヤー類の配布。食もある。ただ、じっと座席で待っているのはもったいない。一人で過ごしては楽しみを放棄しているのと同じこと。スタジアム内では試合前にコミュニティが生まれている。誰かと一緒に過ごすチャンスは沢山ある。例えば、マリーシアのコアメンバーは、試合開始1時間15分前にゴール裏6階のM・Cafeに集まる。今日の試合の展望、注目点などを話し合い、情報交換をする。それが、試合の楽しみに繋がる。仲間の輪も広がる。

貴方にも最適のコミュニティは、広いスタジアムのどこかにきっとある」

 

これはライトなファンとサポーターの決定的な違いかもしれない。

キックオフ直前にふらっと現れるのも良しだが、サポーターはナイトゲームの朝から並んでいたりすることも少なくない。席の確保や横断幕の掲出など、それなりにやることがあるのだ。まあ、飲んだくれてるだけの者も少なくないが(笑)

サポーターにとって試合前の過ごし方というのは試合以上に長かったりするもので、それを楽しめるか否かは当然、観戦した一日トータルが楽しかったかどうかにも繋がるだろう。

 

 

6・すぐに会社を辞めない

これは1番の経済的地盤を作るに繋がる部分だ。

「この試合のために会社を辞めて駆けつけました!」

よくワールドカップなどの試合会場でのサポーターインタビューで耳にする台詞だ。一時、ウルトラスの植田朝日くんも「仕事辞めてきたという若い奴がいて困る」と漏らしていた。次の仕事が決まっていないのにサッカーのために仕事を辞めるのは論外だ。最も偉いのは、月末の平日遠征に行くために営業ノルマを月初の10日間で達成してしまうサポーターだ。かつてマリーシアには、そのような仕事をするメンバーがいた。

最も見習うべきモデルは久保田淳さん(年間160試合観戦の男:日本サッカー狂会(国書刊行会)呼びかけ人)の働き方だろう。久保田さんは日本代表が地方都市で試合を開催するときは、その都市の営業拠点に出張を入れる。入れるというよりも、その営業拠点から久保田さんに出張の依頼を入れさせる。それが何を示しているかというと(1)営業拠点は久保田さんが来ることで営業的にメリットがある。この企業の中で久保田さんの価値が高い。(2)久保田さんは、自身で出張スケジュールを組むことが出来るポジションにある。(3)久保田さんは全国各地の営業拠点に、自分の意向を汲んで出張以来を入れてくれる部下がいる。ということだ。こうして、久保田さんは観戦したい試合のほぼ全てを観戦することに成功してきた。ここまで出来れば、完璧だ。

 

そんな人本当にいるの?というようで、サポート活動を優先するがあまり仕事を辞める人、結構いるのだ。

サポーター関連の書籍を読み漁ると、特に97年のW杯アジア最終予選中には会社を辞める人が続出したらしい。度重なる遠征や、チケット確保、負けが込んだ日には練習場に押し掛けたりなんなりしていると会社なんて行ってられない!という気にもなるのだろう。

もちろん若い人にこそその傾向は多く、若気の至りなのかもしれない。とはいえ、サポーター活動は人生で重要なピースであっても全てではない。飯は食わなきゃ行けないし、家賃も払わなきゃいけないし、恋だってするだろう。それにサッカーはこれから何百年も続いていくものだ。急に仕事を辞めてしまってはデメリットの方が大きいだろう。

それに比べると、この久保田さんという人は恐ろしい。

仕事の中での自分の役割というのももちろんあるだろうが、こういう働き方をするのもひとつのヒントだろう。何にせよ、仕事は簡単に辞めちゃ行けない。

 

 

7・審判を理解する

「審判は、常に多くの選手やサポーターからの批判にさらされます。この批判には3種類があります。(1)ルールを理解せずに不当な批判を行なっている場合。(2)ルールを理解した上で批判している場合。(3)ルールを理解した上でエンターテイメントとして批判して遊んでいる場合。

特に(1)を繰り返しているサポーターは「自分の応援しているクラブが不当に判定で損をしている」と思い込んでしまうことが多い。なぜなら、自分自身がルールをよく理解していないから不利に感じるのだ。そうなるといつも判定に疑問を抱いてばかり。それでは、応援をしていても面白くない。観戦に余計なフラストレーションを溜めないためにも、ある程度はルールを理解することが必用だ。そして、審判の立場から考えてみるのも良い。例えば、あるプレーのジャッジは「間違えた」のか「見えなかったのか」、いずれだったと考えるのかによって、ジャッジの印象は大きく変わる。

とはいえ(3)のように、ちょっとくらいは「不利に吹かれているのではないか?」という疑念を持って観戦する方が、応援は燃える。さらに、どうしても敗因を受け入れられないときは、とりあえず審判の判定に責任をなすり付けると気分が楽になるのは、また事実だ。それくらいの気持ちで審判と付合うと良いだろう」

 

これまた、こんな話がでてくる時点で重みと言うか凄みを感じる。

お気に入りの選手が謎の判定でレッドカードなんかを食らった日には、腸が煮えくり返って仕方がないだろう。納得いかないPKを取られて負けたりなんかしたら、審判を一発ぐらい殴らせてくれたっていいじゃないかという気持ちにもなる。

そんな感情を含めてサッカーを楽しむことがサポーターを長く続ける秘訣なのだとしたら・・・こんなに面白いことはないのかもね。

 

 

8・ボールを蹴ってみる

「スタンドから見ていると「なぜ、そこで撃てない?」と感じてしまうことがある。それが選手への失望に繋がることがある。だからこそ、ほんの少しでも良いからボールを蹴ってみる経験をしてみてほしい。サッカーでなくフットサルでも良い。開場前にスタジアムの周辺で蹴るだけでも良い。自分ならこちらに蹴るかも・・・。この体勢だと、ここに蹴るのはむずかしいかも・・・そんな感覚を少しだけでも知ることで、スタンドとピッチの一体感は高まる。選手を理解できる。ピッチ上のミスの原因を推測できることにより、応援のポイントも変化する」

 

 

これは重要である。サポーターの中にはサッカー未経験者も多く、サッカー自体の理解がまだまだ少ないサポーターも多い。これは3番の「サッカーを理解する」という項目にも繋がるだろう。

何もプロフェッショナルになる必要はないが、少しだけでもボールを蹴ってサッカーを理解することで選手の気持ちがよくわかるし、何より自分のサッカーへの接し方も変わってくるだろう。

試合前に待機列でボールを蹴って遊んでも良いじゃないですか。サッカーはやるのも観るのも楽しいから世界一なのだ。

 

 

9・スーパーポジティブという考え方

「どのような問題が生じてもポジティブな考え方を保ち、強気の発言をする。それは、周囲の仲間に良い影響を与え、力を与える。素晴らしいことだ。だが、人は、それほど強くない。スーパーポジティブを続けられなくなったら、自分に素直になることを許そう」

 

 

これは筆者がどのような考え方からこの項目を執筆したのか、想いを馳せる必要があるだろう。

例えば残留争いとか、そういう場面だろうか。「次があるさ!」と、チームのことを信じても信じても勝てない時は必ずある。そんなポジティブな気持ちを保ってもダメなときはやってくる、人はそれほど強くないのだから。

そんな時に自分に素直になるのは、メンタルコントロールの概念からも必要なことだろう。「負けを受け入れる」という項目に繋がる部分もあるかもしれない。

サポーターを長く続けていれば、自分のいろんな感情と出会うだろう。その時その時の感情と上手くつきあうことは、サポーターを長く続けることにも、人生を充実させるためにも必要なのかもしれない。

 

 

10・アウエーで遊ぶ

「アウエーは仲間との絆が深まる。予期しないアクシデントが起こる。ホームサポーターの応援の圧力を感じることが出来る。その体験は次の試合を応援する活力に繋がる。「俺たちはサポーターが。応援するためだけにアウエーに行く。」というサポーターも多い。でも、それはカッコいいのか?それは価値あることなのか。その土地に行けば、その土地の暮らしがあり、歴史があり、食があり、名所旧跡がある。それを体験することが出来るのは、実はアウエー観戦するサポーターの特権でもある。そして、楽しみだ。マリーシアのメンバーは全国各地の食情報に詳しい。各地の安くて美味い店を知っている。鹿島や仙台には、常連とも言える飲食店がある。

さらに、サポーターならではのアクシデントにアウエーで遭遇することもある。だから、アウエーでは遊ぶべきだ。今でも語り継がれるのは2001年最終節、翌日のユニバーサルスタジオでの出来事だ。マリノスは神戸で引き分けてJ1残留を決定。同時キックオフの万博で福岡はG大阪に敗れて降格した。翌日のユニバーサルスタジオに足を運んだマリーシアメンバーは、午前中のUSJ内で福岡のマフラーに身を包んだ集団とすれ違った。ひと呼吸置いてこぼれる笑み。福岡サポーターの姿が見えなくなってから思わず飛び出すガッツポーズ。我慢できず、午前中からビールを飲んで宴会。直後のブルースブラザーズのアトラクションはダンスパーティーになった。こんな楽しみは、スタジアムで応援するだけの遠征では味わえない」

 

 

金もないし時間もないし、せっかく地方遠征をしたのに上手いものひとつ食わず帰ってくる・・・こんな遠征もありだろう。

キックオフ直前に着いて、試合終了とともにバスに駆け込む。これもありだろう。

だけどやっぱりしんどいものはしんどい。「俺はアツいサポーターだ」という一瞬の自己陶酔には酔えるかもしれないが、長く続かなしい、続くわけがないだろう。

やっぱりその土地のおいしいものを食べたり、観光地に出かけたり、そんなことをやりながらたくさん人といろいろな話をする。そんな遠征が一番楽しいんじゃないだろうか。「試合前を楽しむ」の項目にも繋がるが、サッカーは基本的に90分。それ以外を楽しむことも大事というか、ほとんどそれ以外なのだから。

 

 

11・自分の場所を見つける

「日産スタジアムは広い。そして、ゴール裏のコアゾーンだけが選手を支えているのではない。ゴール裏の応援に、もし疲れてしまったら、無理をして続けることはできなくなる。その時、応援する意義を失いスタジアムを去る人も多い。しかし、それではもったいない。もし、疲れた、自分に適した場所で、適したスタイルで応援を続ければ良い。日産スタジアムは、それが許される場所だ」

 

 

このコラムはマリノスサポーター向けに書かれているものなので日産スタジアムを例にとっているが、その他のサポーターにとっても的外れな話ではないだろう。

ゴール裏だけがサポートの場所ではないので、自分のお気に入りの席、お気に入りのエリアで応援することも十分なサポート。いつも近くに居るサポーターと仲良くなるのもアリだろう。

様々な席、様々な雰囲気がある。自分のスタイルにぴったりの空間を見つけてみるのは必要なことかもしれない。

 

 

つまりサポーター活動は人生そのもの

以上11点が、マリノスの古参サポーターグループがお勧めする「長くサポーターを続ける秘訣」である。

なんというか、サポーターを長く続けるポイントを教えてもらっていたはずなのに、自己啓発書とか哲学書とか、そんなものを読んでいる気分になった。

仲間を作ったり、何かを受け入れたり、ポジティブという考え方を理解したり、自分の居場所を見つけたり。人生のあり方にも通じるような文章や項目が多く、色々と気づかされることが多かったのが、今回まとめてみようと思ったきっかけでもある。

それもそのはずというか、サポーターは選手よりもずっと長くクラブに携わる。そういう意味ではサポーター観と人生観というのは、当然のごとくリンクしていくものだろう。

「サポーターはチームとともに闘うなかで 感動を得る。ファンはお金を払って感動を買う。」

とは岡田武史の言葉だが、ファンは趣味でありサポーターはひとつのライフワークなのかもしれない。

 

Jリーグの観客の高年齢化が問題視されることもあるが、サポーター文化を考えればそれは当然のこと。死ぬまで自分のクラブを愛し続ける人がたくさんいるのだから、Jリーグ発足当時よりサポーターが高齢化して当たり前だろう。

新規観客の開拓を急ぐのもいいが、長くクラブに関わり続ける人ももっと大事にしてほしい。そんなことを思ったサポ講座であった。とても勉強になった。

 

 

 

リンク

長く続けるサポ講座 http://malicia.org/2f/?cat=122

マリーシア公式HP http://www.malicia.org

マリーシア様引用許可、ありがとうございました 。

記事/さぽーたるふっとぼーる(photo.石井一樹@ishii__Kyks58er)

 


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Comment

  1. 匿名 より:

    何かと思ったらマリーシアの記事…評判良くないグループだけどな。

  2. 匿名 より:

    >試合前に待機列でボールを蹴って遊んでも良いじゃないですか。

    中には高齢の方やや小さなお子さんもいらっしゃいます。そんなことを推奨しないでください。
    サッカーボールに触れる機会は他でもつくれるでしょう?

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