浦和、柏、両サポーターが見せた圧巻のサポート – 「J主導コレオ」は歴史的な企画倒れ


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11月2日、改修前最後となる聖地・国立で迎えた2013年ヤマザキナビスコ杯決勝は、柏レイソルが1-0で浦和レッズを下し、3年連続のタイトルを手中に収めた。

柏が終始自陣のスペースを固め、浦和が攻めあぐねるといった展開に終始し、シュートの数も少ない試合であった。そんな息詰まる、もしかしたら「面白い」とは言えない試合内容ではあったが、そこには「サッカーのレベル」「試合内容」を超越した何かがあった。

それは言葉で言い表すことは容易ではない。ひとつ言えるのは、「実際にスタジアムに行ってみて、体感してほしい」ということだ。それは決勝を戦った両チームだけでなく、あなたの一番身近にあるクラブの、だ。

 コレオグラフィ

カップファイナル独特の雰囲気に両チームのサポーターは最高のサポートを魅せた。

特に試合前に両サポーターが行ったコレオグラフィは圧巻の一言。

浦和サポーターが決勝の舞台で見せたのは、これまで見せてきた歴代のコレオグラフィの中でも最も手の込んだ物のひとつと言えるだろう。

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浦和レッズのエンブレムから伸びた手が、ナビスコの聖杯を掴む、というコレオグラフィだ。

このコレオグラフィがゴール裏に現れた瞬間、鳥肌が立ったのは私だけではないだろう。世界中の「アツい」と言われるどのクラブにも負けていない完成度で、今までJリーグのサポーターが見せてきた幾多のコレオグラフィの中でも、1,2を争う ものではないだろうか。

そして一方の柏レイソル。

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大きく漢字の「柏」の一文字を描いた、非常にシンプルでわかりやすいコレオグラフィだ。しかしこのシンプルさの裏には大きな意味が隠されていて、この漢字コレオグラフィは、柏レイソルがJリーグを初制覇した2011年、優勝をかけた埼玉スタジアムでの最終戦でアウェイゴール裏を彩ったものとまったく同じなのだ。

つまり、初制覇を果たしたあの試合と同じ、浦和レッズ相手に再び栄冠を手に入れようじゃないか、という意味が込められているのだろう。

Jリーグに毅然と反対した浦和と柏

一方で、当サイトでも積極的に取り上げてきた、所謂「Jリーグ主導コレオグラフィ」だが、早々に反対を表明していた浦和サポーターのみならず柏レイソルサポーターも当日に反対を表明し、まさに「企画倒れ」に終わった。

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柏は2ステージ以外にも、今シーズンACL決勝トーナメントで戦う際に過密日程緩和のため、中国や韓国リーグが実施したのと同様に、リーグ日程の調整を求めたが聞き入れてもらえなかったという経緯もある。

浦和サポーターはJリーグ側の発表があってからインターネット上を中心に反対運動が広がり、1週間前のリーグ戦でゴール裏から反対を表明する横断幕が掲出されていたが、柏もこれに同調しJリーグに恥をかかせた格好だ。

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「2013 FINAL」と描かれるはずだった(関係者が思っていた) バックスタンドを全面使用したコレオグラフィは画像の通りまさに大失敗に終わった。

2ステージ制移行への反対を表明したサポーターをことごとく無視し続け、十分に説明の機会を設けなかったJリーグへサポーターから決勝という大舞台での「反撃」だった。

フジテレビ系列で地上波生放送されたこの試合だが、試合前に両サポーターからコレオが掲出された際に、カメラはスタンドを1周回って様子を伝えた。しかし、バックスタンドのみまばらな様子で、ゴール裏との対比もありなんとも締まらない映像となってしまった。

なおこのコレオグラフィはJリーグ公式サイトで無料ダウンロードサービスが提供されることも併せて発表されていたが、1週間以上たった12日現在もダウンロードサービスは開始されていない。

各地のスタジアムで上がる反対の声を押し通し、2015年からの「2ステージ制」と「ポストシーズン制」導入を強行するJリーグだが、奇しくもシステム変更の大きな要因のひとつとしている「地上波放送」の場で、大東チェアマンに浴びせられたスタンドからの痛烈なブーイングと共に、サポーターから痛い反撃を食らった。

Jリーグの観客数が伸び悩み、スポンサー収入も減る中で、なにかしらの改革を進めていかなければならないのは、サポーターも理解している。しかしここまで「2ステージ」と「ポストシーズン」にこだわり、十分な説明もしないJリーグにはシステム改変ありきの改革に見えてしまうが、大東チェアマン、中西事業本部長に現場で声を上げ続けるサポーターの想いが届く日は来るのだろうか。


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  1. […] まあ、それはそれでいいのだが、先日のサポーターを無視したこんな問題とかこんな問題とかこんな問題とかは、もちろんサポーターの気持ちを踏みにじったJリーグ側に問題はあれど、あんまりにもコレオを頻繁に行うが故に […]

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